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｢ったく…誰だよ…｣

力哉が機嫌悪そうに玄関に向かった。



｢力哉ぁー!!｣


｢はっ？航平？｣


玄関から声がする。

航平くん？


すると力哉と航平くんがリビングにきた。


｢七海…うざいヤツきた｣

力哉がめんどくさそうに航平くんを指さした。

って…。
航平くんなんか暗いんですけど…。


いつもの航平くんと違うよ？



｢力哉…今日泊めて？｣


｢はっ？嫌だし…｣


｢頼むよー｣


｢えー……｣

と言いながら力哉が私を見る。


いやいや私を見られても…。



｢泊めてあげたら？｣


｢まじ？七海ちゃん…サンキュー♪｣


｢おいっ!!俺いいって言ってないけど？｣


｢いいだろ？力哉…｣



力哉は一度考えて、出した答えは…


｢分かったよ…｣


｢よっしゃ♪サンキュー力哉!!｣



こうして航平くんは泊まることになった。