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☆七海Side


｢俺、桃代ちゃんが……



好きなんだ……｣


あっ!言った…。

私は力哉と屋上の物陰に隠れて見ている。

｢七海…あいつ言ったよな？｣


｢言った言った!!｣

よくできたね…航平くん。
てか私まで緊張しちゃうじゃん!!


それで桃代…。
答えは……………………

｢なんか俺までドキドキするんだけど…｣


｢私もー｣

力哉もドキドキしてんのか…。
自分じゃないのにドキドキしてしまう。




｢…………私も好き｣

ってまじ!?!?
桃代…いつの間に好きになった？

私聞いてないよー。


しかも航平くんびっくりしてるし…。
そりゃそうだよね…。


｢おめでとう!!!航平!!!｣


｢あわっ!?ちょっ…力哉!!｣



私は力哉に手をひっぱられ物陰から出た。