幼なじみはドSで超エッチ
第9章 9,失った宝物
力哉の体温が伝わってくる。
こんなドキドキしたの初めて。
「七海…俺と付き合ってくれる?」
「うんっ…喜んで///」
これが力哉から受けた告白だった。
なのに…どうして?
私は頬に何かがつたわるのが分かった。
涙だ…。
また私泣いてる…。
もう2ヶ月も前なのに…。
力哉と別れて2ヶ月が経った。
あの日以来、力哉とは会ってない。
私は学校にもあまり行かなくなった。
学校に行くと力哉がいるから…。
理由も聞けないまま時だけが流れていった。
力哉…。
私はまだ力哉の事好きだよ。
たとえ力哉が嫌いになったとしても
私は力哉をずっと想い続ける。
だって力哉は私の初恋だから…