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いつまでも、何年経っても切なくて

第10章 切ない文化祭

華たちからどんどん離れていき、
誰もいない教室に連れ込まれた。


入るなり、私を壁に押し付けて顔を固定され深いキスをしてきた。


んッ...ひびき...やめて...


胸板を押してみてもビクともしない...


苦しくなって酸素を求めて開けた口の隙間から
逃さないとばかりに舌を絡めてくる。


もう、立っていられない...

崩れ落ちそうだ...



やっと唇が離れると


今度は両頬に沢山のキスをしてきた。


そして


「莉子...俺...アイツが嫌いだ...」


と言った。

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