 
いつまでも、何年経っても切なくて
第21章 信じてる
私は部屋を飛び出していた
無我夢中で辿り着いたのは近くのお花屋さん
ここなら
このお花のことがわかるかも
「いらっしゃいませ」
中にいたのは50代くらいの女性だった
『あの、すみません
お花を買いに来たのではなくて...
ちょっとお伺いしたいことがありまして』
「...なんでしょう?」
『えっと...この指輪についているお花、
何のお花かわかりますか?』
そう言って赤と紫のお花がついた両方の指輪を差し出した
「ちょっと小さくてわかりにくいけど
多分、
アネモネじゃないかしら?」
アネモネ...?
「素敵な指輪ね
プレゼントされたの?」
『はい...』
「アネモネの花言葉聞いたことある?」
アネモネの花言葉...?
「赤いアネモネは
“あなたを愛す”
紫のアネモネは...」
!!!!!
『思い出しました!
ありがとうございました!!』
無我夢中で辿り着いたのは近くのお花屋さん
ここなら
このお花のことがわかるかも
「いらっしゃいませ」
中にいたのは50代くらいの女性だった
『あの、すみません
お花を買いに来たのではなくて...
ちょっとお伺いしたいことがありまして』
「...なんでしょう?」
『えっと...この指輪についているお花、
何のお花かわかりますか?』
そう言って赤と紫のお花がついた両方の指輪を差し出した
「ちょっと小さくてわかりにくいけど
多分、
アネモネじゃないかしら?」
アネモネ...?
「素敵な指輪ね
プレゼントされたの?」
『はい...』
「アネモネの花言葉聞いたことある?」
アネモネの花言葉...?
「赤いアネモネは
“あなたを愛す”
紫のアネモネは...」
!!!!!
『思い出しました!
ありがとうございました!!』
 
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