
いつまでも、何年経っても切なくて
第4章 俺だけのもの
もうすぐ高校生になるのに私ってまだガキなの?
一応初エッチもしたんだけどな...
そんな恥ずかしいことを考えていると
涼ちゃんが呆れたように言い出した。
「ちゃんと何でも自分の意思で選べってこと。
いざというとき、
本当に大事なものを選ばなきゃいけなくなった時もそうやって
誰かに決めてもらって生きていくのか?
莉子は昔からそうなんだ
お前は高校生活で優柔不断な性格を直せ」
響も莉子を甘やかすな、莉子の為にならないだろ、と。
優しい顔で優しい口調で厳しいことを言う涼ちゃん。昔からこういうところは変わってない。
そう、私は優柔不断だ。わかってる。
でも今これから美味しい物を食べようとしている時にそんなこと言われたくなかった。
一応初エッチもしたんだけどな...
そんな恥ずかしいことを考えていると
涼ちゃんが呆れたように言い出した。
「ちゃんと何でも自分の意思で選べってこと。
いざというとき、
本当に大事なものを選ばなきゃいけなくなった時もそうやって
誰かに決めてもらって生きていくのか?
莉子は昔からそうなんだ
お前は高校生活で優柔不断な性格を直せ」
響も莉子を甘やかすな、莉子の為にならないだろ、と。
優しい顔で優しい口調で厳しいことを言う涼ちゃん。昔からこういうところは変わってない。
そう、私は優柔不断だ。わかってる。
でも今これから美味しい物を食べようとしている時にそんなこと言われたくなかった。
