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いつまでも、何年経っても切なくて

第8章 誤解

ゴールデンウィークも終わり、いつもの学校生活にもどっていた。


雅と悠太君は二人で曜日も時間も合わせて、飲食店で週3回、ホールのバイトを頑張っていた。


響は同じクラスに仲の良い友達が出来て、最初の頃は休み時間になるとすぐに私の席に駆けつけて来てたのに最近は別々に過ごすこともあった。


お昼休みは響と二人で過ごしたり、雅と悠太君と私達の4人で過ごしたりしている。


華ちゃんとはどんどん親しくなって、華、莉子、と呼び合うようになった。


私と華が話していると、必ずと言っていいほど会話に参加してくる宮本...。


華が、宮本宮本言っているから移っちゃって
つい私もそう呼んでしまった時


もう呼び捨てでいいよって言ってくれたので
そのまま呼ばせてもらっている。


宮本は私のことを...おい、...又は...お前、
...又は...鈍感女...と呼ぶ。

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