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神様の悪戯

第4章 再会




あの人だ!!

あの時の王子様…!


見つめる先の舞台には
恋い焦がれていた彼が…


心臓のドキドキが止まらない。


明らかに不自然な私に気づいた莉子が

「…蒼?大丈夫…って、あんた何で泣いてんのよ‼︎」


泣く…?

莉子に言われるまで全く気づかなかった。

私は嬉しさのあまりに静かに涙を流していた。


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