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アナタにお仕えします!

第1章 2人っきりの家庭訪問

どうしてそんなに冷静でいられるかと言うと、

先生が隣にいるからです。

「ちょっと来なさい」

先生は何のためらいもなく、私の指を舐めました。

そして、救急箱に入っている絆創膏を貼り付けました。

「握ったことがないのか」

「はい。一度も」

先生はため息をついて、私の隣でじゃがいもの皮を剥き始めました。

「野菜は俺が切る」

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