テキストサイズ

アナタにお仕えします!

第2章 わがままダウンガール

「……その様子では学校に行けそうにないな」

四季先生がお粥を持って、扉の前で立っていました。

「せ、先生?どうして……?」

「病人を独りにはさせない。……俺がいる」

「あ、ありがとうござ、ゴホッ、
い、ま」

「何も言うな。寝ていろ」

先生はお粥を置いて、部屋から出ようとしました。

いや、行かないで……。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ