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アナタにお仕えします!

第3章 国語教師はマイマスター

「国語以外のテストは満点か。器用だな」

どうしても苦手な理由は、実はご主人様にあります。

え?人のせいにするのは良くない?いえ、これは私のせいなのかもしれませんね。

つまり、

恋の病ですね。

どうしてもあの時と一緒に治す事はできませんでした。

「さて、何故白紙なのか、原稿用紙に書け」

「無茶振りですよね。物書きに目の前で物語を書けと言っているものですよ?」

「命令だ」

仕方ないですね。

私は原稿用紙にシャーペンシルの先を置きました。

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