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アナタにお仕えします!

第4章 ※初めての道のり

「朝食と言っても、トーストですよ?」

「火傷でもしたらどうする。お前が許しても、俺は許さない」

あの時の事を思い出したのでしょうか、私を心配してくれています。

パンが焼けて、トースターから取りだそうとしたとき、

「あつっ……」

「それ以上触るな。……見せて見ろ」

強引に腕を掴まれ、火傷をした親指と人差し指を舐められています。

「んぅっ」

あの時舐められた感触よりくすぐったくて、思わず変な声が出てしまいました。

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