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アナタにお仕えします!

第7章 ※寄ってたかって、俺だけを見て(後)

「二回目の久しぶりー!ユキの恋人がずっと待ってるよ」

「大丈夫。ちょっと眠いだけ……って、今恋人って」

「うん!ユキってば人気でしょ?」

ご主人様。いえ、四季先生のことでいっぱいで、

すっかり忘れていました。

私にはたくさんのボーイフレンドがいて、

いつも囲まれて、ラブレターを貰って、何処かへ連れて行ってもらって、

楽しい日々を過ごした覚えが、徐々に蘇って、

「ユキー!!」

たくさんの方に囲まれた時には、ようやく思い出しました。

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