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アナタにお仕えします!

第7章 ※寄ってたかって、俺だけを見て(後)

「渡部さんは責任を持って家に送ります」

「分かりました」

簡易的な会話によって、あっさりと意識を取り戻す。

自らの裸体姿に驚いて、布団を深くかぶった。

それに気づいた四季先生が、こちらへ近づいてきた。

「保険医は行った。これに着替えろ」

と、差し出された私の制服。

「あの、一つ言ってもよろしいですか?」

気だるさに押しつぶされそうだけど、これだけは言いたかった。

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