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アナタにお仕えします!

第8章 ※温かなご奉仕を

全部乗せられた時には、

火傷の感覚も失っていた。

黙々と乗せられて、話す空気じゃなかった。

「ユキ」

ここで沈黙が途切れる。

「お前はソース派か、タルタルソース派か。どっちだ」

「えっと、何もかけません」

「そのまま食うか」

突然驚かれて、

「それでいいなら、そのまま食うとしよう」

旦那様は手を合わせて、

「あの、私は?」

「俺に喰われていればいい」

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