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羊の皮被った虎さん-危険な罠☆-

第2章 第二章:男の正体

とにかく、当然の如く面接は中止になった。

面接には多忙な社長の代わりに副社長が参加するきまりらしい。

「ごめんね!勢いで叫んでもーた・・・」

私は手を顔の前で合わせて、謝罪の格好をした。

「仕方ないよ、こっちだってみやびん(私)が叫ばなくても居心地悪くて中止にしたとこだったし」

私とこの男、名前は望(のぞむ)っていうんだけど、幼馴染みたいなもんなのです。

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