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Teлефонные★карточки

第1章 高木スズノ




「ただいま、
 ログイン状態の人は
 いません。
 このまま本日の
 パートナーを待つか
 時間を空けてから
 探してください。
 ただいま・・・・」


『どういうこと?
 本日のパートナー?』


スズノは受話器を
公衆電話に戻した


するとすべての闇が
出てきたテレホンカードに
吸い込まれるように
元の景色に戻った。



『なんだったの?』


スズノはもう暗くなった道を
何かから逃げるように
早足で歩いた





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