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瑛士に謝ろう。


そう決意してから、どれくらい時間が経っただろう。
なかなか瑛士と話す機会がない。

朝はどこかに行っていたみたいで、そのまま授業が始まってしまった。


次のチャンスは休み時間。


「じゃあ、今日はここまでね。
最後の問題は明日答え合わせするわよー」

チャイムが鳴る。


「瑛っ…」


また…どこ行くんだよ馬鹿。



瑛士はまるで俺の声を無視するように席を立って、教室を出て行く。