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Take me

第7章 7



ピンポーン


ガチャッ

いつもなら少し遅いのに、今日はすんなりと扉が開いた


「紘夢…どうしたんだよ急に」

「あははっ…ごめん瑛士、お願いがあるんだ」



お兄ちゃんが乾かして袋に入れてくれた制服を片手に、お兄ちゃんから借りた傘を閉じる。



「早く上がれよ」

「うん、お邪魔します」


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