テキストサイズ

隠れて甘いkissをして

第11章 告白

「隼人さんの事、昨日会社で知りました。

ごめんなさい、私……
芸能関係には本当に疎くて。

でも、今回は急に決まったって聞いたから、もしかしたらって…」


『うん、ちょっとアピールしてみた』



隼人は続ける。



『逢った時も名前を言っても気付かなかったから、どーしようかと思って考えたんだけど。

名刺見たって言ったでしょ?

そういやオファーきてたなって。

他の仕事と重なりそうだから、確か一度断ったんだけど。

我儘言って、もう一度採用してもらったんだ』


「そうだったんですか……」


『契約とかはちゃんと筋を通したからね、問題ないよ。

由宇ちゃんがどんな知り方をしたかが気になるけど』


ストーリーメニュー

TOPTOPへ