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隠れて甘いkissをして

第16章 不安にさせないで…

「………えっと、色々やってる人だから、一言で言えないんだけど………」




………なんだろう。

いつもの立花と様子が違うのは気のせいかな?

立花は、タバコの火を消すと

真剣な表情になって口を開いた。




「俺、咲原の事をよく見てるから、分かってるつもりなんだけど。

お前すぐに態度に出るし。

………明らかに変わったのは、七瀬隼人のCM話をした時からだ」


「…………!」




ドキリと心臓の音が鳴り、私はビールを飲む手を止める。




「………やっぱりな」



立花は軽く溜息をついた。


そ、即効バレてる……!!

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