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隠れて甘いkissをして

第19章 資料室

隼人と過ごしたあの日から、まだ2週間も経っていない。

それなのに、もう数ヶ月逢っていない気がする。

今まで、1人に慣れていたから……

1人の時間がこんなに寂しいなんて、知らなかった。



「咲原せんぱーい……大丈夫ですか?
香、出来ることあったらやりますので。
何でも言ってください!」



香ちゃんが心配そうな顔で、私に声をかけてくれる。



「ごめんね、大丈夫。行ってくるね」



私は気を取り直して、午後の会議に向かった。



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