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隠れて甘いkissをして

第22章 試写会


扉の外の細い通路に出た瞬間。


いきなりグイッと腕を掴まれた。




「きゃっ……!」




驚くヒマもなく、後ろ向きのまま引っ張られて


通路の反対側の扉の中へと連れ込まれる。




(……っ な、なに……!?)




扉を閉められると


その腕はフワッと後ろから私を抱きしめた。



……まさか……




「……由宇、久しぶり」

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