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隠れて甘いkissをして

第23章 甘々尋問

「……隼…!」

「シーッ!声抑えて」



耳元で囁かれる。

ゆっくり振り返ると、隼人の笑顔が飛び込んで来た。



「……っ! 隼人ぉ……」



今の状況を理解できないのには変わりないけど

久しぶりに隼人を見ただけで、涙がこみ上げてくる。


さっきまで映画の中にいて、舞台挨拶をしていた人。

今、その人の腕に包まれている。



「ほんと泣き虫だね、由宇」



そう言って、隼人がチュッとおでこにキスをする。

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