テキストサイズ

隠れて甘いkissをして

第3章 忘れられないKiss

…………………………
……………………
………………


「……ぱい、先輩。咲原先輩ってば!」



名前を呼ばれてハッと我に返る。


時刻は夕方の6時。


声の聞こえた右側に体を向けると、デスクが隣りの海老沢香(えびさわ かおり)が、ふくれっ面をしていた。



「ごめん香ちゃん。
………で、なんだっけ?」

「も~、さっきからずっと呼んでるのにぃ。
先輩最近ボーッとすること多くないですかー?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ