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隠れて甘いkissをして

第33章 嵐の救世主

「…………!///」



その子は目を大きく見開き、ぱあっと顔を輝かせて

興奮しながら高い声で答えた。



「あ、あたしなら、絶対浮気とかしません!
あなただけを見て、あなたに相応しい女になれます!」


「………それで?」


「その人と別れて、あたしと……
あたしと付き合ってください!」





……………





………なに、言ってるんだろう。


その姿を見て、私はすっと冷静さが戻ってきた。


隼人の前で180度変わった態度。


さっきまで、私の事をケラケラと笑っていたのに



冷静になった心の中から、何かがふつふつと湧き上がってくる。


“あたしの方が相応しい”なんて……


冗談じゃないわ………!


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