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隠れて甘いkissをして

第47章 再会

「ごめんね、立花。
何でも無いから帰ろう」




歩き始めようとすると

今度は立花の方が立ち止まっていた。

私が振り返った所ではなく、別の方向を見ている。




「? 立花?」

「……悪い、先に帰ってて」

「え?どうしたの?」

「また月曜日な。お疲れ」




立花はそう言って、見つめていた車道の方へ歩いて行ってしまった。




???


急にどうしたのかな……




不思議に思いながらも、再び駅に向かおうとした時だった。








「由宇ちゃん」

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