
隠れて甘いkissをして
第47章 再会
「はぁー、まったく。
隼人の女関係で首を突っ込むなんて初めてだわ」
スパンコールのタンクトップにゴールドのストールを羽織り
ピッチリした黒の皮パンを履きこなして、スタスタと歩くアンジーが溜息をついた。
「……初めて……?」
「前にも言ったと思うけど、基本的に隼人のプライベートは心配ないから放っておいてるのよ。
あのエロガッパでも、ある程度の意識はあるし。
でもそうしていたのは、普段何があったとしても、仕事に支障が出なかったからよ。
それが今では………」
…………!
その言葉を聞いて、ズキっと胸が痛んだ。
やっぱり……
あの麗華という元カノが言った通り、私のせいで隼人の仕事に……
「……ごめんなさい。
私が隼人と付き合っていたから……
隼人に迷惑をかけていたんですね……」
