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隠れて甘いkissをして

第62章 甘い昇格

「…………っ!!」




嘘……


ゆ、夢じゃないよね……?


だって、だって……こんなことって……




「……せ、先輩、それって暫定……」


「暫定はもう終わり。 本決まりだよ」


「……い、いつまで……期間は……?」


「なんだよそれ。 研修じゃあるまいし」




先輩は笑って、あたしをふわっと抱きしめる。




「期間なんてねーよ。

これからはずっと一緒にいよう。

………香」







………!!


うわーーーーん!!








あたしは無我夢中で先輩に抱きついた。


反動で、ケーキがデスクの上に転がる。

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