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隠れて甘いkissをして

第75章 誇り

会場の全員が、拍手をすることさえ忘れていた。



香ちゃんが号泣する横で



思わず顔を伏せた立花の目にも



大粒の涙が溢れていた。




誰もが感激の涙で言葉が出ない中、隼人だけが笑っている。




涙が止まらなかった。




……隼人………



この気持ちを、あなたにどうしたら伝えられるかな……





あなたに出逢えたことが……




立花へ、かけがえのない言葉を贈ったあなたが……




私にとって最大の誇りだよ………

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