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隠れて甘いkissをして

第8章 週明けの余韻



………………………………………………



「………………」




ハッとして我に返ると

立花と香ちゃんが同じ顔をして、しら~っと私を見ていた。


口からヨダレが出る寸前で回想していた私に

2人の目線は冷たい。




「……/// さっ、仕事仕事!」




私はバッグの中に入っている携帯の方をチラッと見て

ニヤけた顔をもとに戻し、パソコンに向かった。




仕事に集中しよう。

先週のような失敗はもうしない。



もう大丈夫。

携帯の中にある、彼の番号とアドレスが

私を強くしてくれているから。

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