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息もできない

第24章 過去と現在

「はぁぁっ、ぁぁあ……あっ」


前立腺をゴリゴリ突かれて生理的な涙が眼に浮かぶ


「あ、あ、あっ……春陽イっちゃ、イく……っ」
「……俺もっ……っう、く」


俺がイくのと同時に俺の身体の中の春陽が膨れ上がって熱いものを吐き出した


その感覚に身震いしながら俺のモノからまた白濁が出る


「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」


どちらともなく荒い息をつく


汗だくになった顔を手で拭っていると「俺にやらせて」というように春陽の手が伸びてきた


「んーーー……」
「はは、直すごい汗」
「春陽だって」


お互いに汗を拭いあってから春陽が悪戯っ子のような顔で聞いてきた


「そろそろ抜いていい?」
「うん」


ほんとはもう少し、って言いたいけど


春陽が俺の中からずるりと抜け出していく
抜ける時俺の気持ちいい所を全部擦るから、俺の口からはまた抑えきれない嬌声が出た


「ふ、ん……ぁ……」


見れば春陽はまだ俺を見てにやにやしている
俺は春陽を軽く睨んだ


「わ、ざとでしょ……!!」
「んー?そんなことないよ」


睨んでから春陽は全く動かなくなってしまった


「抜くん、じゃ、ないの……?」

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