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「黒田くん･･･」

「ごめん･･･」

「え？」

それ以上は、家の場所を聞く以外は口を開かなかった。

何て謝ればいいのかもわからなかったし。

オレがやっていることは、この人には迷惑だったのかもしれないと、今頃思ったから。