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会議室から恋。~黒田~

第3章 3

「・・・黒田君?」

「ん?」

掲示板の前で固まる村田さん。

オレのスーツの腕を引っ張る。

シワになるだろ。

「これ、どういうこと?」

「昨日のは間違いやったって書いてあるやろ。人事が間違ったんやろ」

ほれ、と腕を引っ張った。

今日は行きたくないと駄々をこねた分、就業時間ギリギリになっていた。

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