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電脳世界

第4章 こちら側と現実と

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とりあえず手を離して俺は言った。
「あんまりここから動かない方がいいよね。
下手に動いたら変な領域に突っ込んで
全部パーになっちゃうかもしれないから」

本当はずっと手を握っていたかったけど…、
まだそんな特権など手に入れてないしな。


「うん…」

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