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電脳世界

第2章 俺


移動中だったもので、周りは殺風景だった。

いつもは真っ黒い空間にちらちらと白い文字があるような

そんな所を駆け抜けていたわけだが

今日は周りの文字は後ろへは流れていかなかった。


不安と恐怖・・・
今の俺はただのデータだっていうのに。

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