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電脳世界

第2章 俺

そいつは知っている人間だった。
知っているも何も、同じクラスの・・・


「あ、皓介君。そっちも取り残されていたの・・・」
そいつは同じクラスの女子、風山 瑠璃(かぜやま るり)だった。
なんか意外そうな目をしている。

「あ・・・」
俺はまともな言葉を口にできなかった。

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