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不器用なくちびる

第17章 君と

「あ、俺…
今恥ずかしいこと言ったな(笑)」


「ううん…でも…橘くんは…」


「あぁ〜そうか。ごめんな。
もしかして栞…気にしてたんだな。
あいつとはそういう関係になってない。
お前のことがずっと好きなんだ。
そんなことできないよ…」


本当に?うれしい…
瑞希ちゃんには申し訳ないけど…


「でもおしゃべりはもうおしまい。
俺、早くひとつになりたくて
たまんねぇよ…」


橘くんは下着を脱ぎ、
少しベッドを離れると
すぐに戻って来てくれた。
そしてまた抱きしめ合う。


「本当に愛してるよ…」


「私も…」

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