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不器用なくちびる

第2章 呼出

そのままコリコリと弄ばれる。

ハァハァという息がつらくて
変な声が出てしまいそうだ…
栞には快感なんてまだわからない。


チュッ。レロレロ…


「あんっ!」


舐めてる…の?


あぁ…
とうとう変な声が出てしまった…


同時にこの状況が急に現実味を
帯びてきて栞の頬に涙がこぼれた。


私これから何されるんだろう…

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