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ひみつのARASHIC☆

第8章 雅紀 ~遊園地デート~

「ゆな?乗るよ?」
「あっ、うん。」




まーくんはサングラスとかを外した。

「別に外してもいいよね?」
「うん。」
「ねぇ?」
「なに?」
「隣、行ってもいい?」
「へ?」

私の返事を待たないうちに、まーくんが隣に来た。
もちろん、観覧車は揺れる。


「きゃっ」
「ちょっ!ゆな?」

気付いたら、まーくんに抱きついてる様な格好になった。

「もしかして、揺れるのだめだった?」

思いっきり首を縦に振る。

「そっかぁ……ごめんね。」
「うんん。」

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