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殺人鬼の棲む島

第2章 黒鵜島について

~~黒鵜島について~~

戦前は漁業が盛んだったが、漁獲高が減り過疎が進む。


その後しばらく無人島となったがバブル期にはリゾート地として再開発される。


バブル崩壊後は再び無人島として人々の記憶から忘れ去られることとなる。


2005年に現在のオーナーに購入され、新しく洋館が建てられる。



地元の人達からは古くから黒鵜島(こくうとう)と呼ばれているが、その名前の由来を知るものはいない。


島には洋館のほか、リゾート地時代に建てられた旧洋館がある。

島の中心には小高い丘があり、その辺りは鬱蒼と生い茂る森があるが迷いやすく、立ち入ることは危険。

森の入り口には古い神社があるが当然神主はおらず現在は荒れ果てている。



船着き場以外の海岸線は切り立った崖となっており海に降りることは不可能。

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