殺人鬼の棲む島
第63章 7日目 昼下がり リビング
散歩から戻った紫響はシャワーを浴びてからリビングで寛ぐ。
下着もつけずにバスローブだけを羽織り、体に保湿クリームを塗り込む。
ジャスミンの香りがするその乳白色のクリームはしっとりと紫響の肌に染み込んでいく。
豊かなバストにも念入りにクリームを塗り込む。
地下室の方から微かな物音が聞こえたが、紫響は気にした様子も見せない。
その怯えたような物音が殺人鬼のものでなく、逃亡者の立てる物音だと気付いていたからであった。
「あら、私以外にもまだ誰か生きていたのね?」
その音のたて方から判断して、地下室にいるのは遥風ではないかと予測する。
しかしそれが本当に遥風かという興味より、肌の手入れが今の紫響には大切であった。
下着もつけずにバスローブだけを羽織り、体に保湿クリームを塗り込む。
ジャスミンの香りがするその乳白色のクリームはしっとりと紫響の肌に染み込んでいく。
豊かなバストにも念入りにクリームを塗り込む。
地下室の方から微かな物音が聞こえたが、紫響は気にした様子も見せない。
その怯えたような物音が殺人鬼のものでなく、逃亡者の立てる物音だと気付いていたからであった。
「あら、私以外にもまだ誰か生きていたのね?」
その音のたて方から判断して、地下室にいるのは遥風ではないかと予測する。
しかしそれが本当に遥風かという興味より、肌の手入れが今の紫響には大切であった。