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イケナイ関係

第8章 体育祭

そこへ息を切らせた同じクラスの女子が玲奈の所へ

「ハァハァ平野さん!」

「何?」

「非常に申し訳ないんだけど、平野さんとペアだった北山さんが、リレーで足を捻って今
保健室で休んでるの。急だけど、今からペアになってくれる人を探して欲しいの!
私も協力するから」

「えっ…今から!?」

それを横で聞いていた淳弘が手をあげる。

「俺で良かったら、ペアになろうか?」

女子「えぇっ!!でも大津くんには、ペアいるじゃん」

「二回出るよ!男子は先に終わるし」

女子「じゃお願いね」

「平野さん、頑張ろうな!」

「うっうん」

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