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イケナイ関係

第3章 彼の部屋

二人が付き合い始めて1週間。
誰もが羨むくらいにラブラブな二人にまだ諦めることができず嫉妬している自分がいた。

教室に入ると相変わらすラブラブな二人が笑いながら話をしていた。
玲奈に気付いたあやが声を掛ける。

「玲奈、おはよう!」

「おはよ…」

「聞いて!なんと大津くんも私達と同じ高校を受験するんだって」

「そうなんだ」

「それで放課後、彼の家で勉強することになったんだけど、玲奈も一緒に来て欲しいの!!彼の家に行くの実は初めてで、いきなり二人っきりで勉強は緊張しちゃうから…ダメ?」

「いいよ」

「ありがとう!」

こうして私も彼の家に行くはめとなった。

遠くから二人を見てるだけで切ないのに…
間近で見たら…私…堪えられないかも
何かと理由をつけて断ればよかった…

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