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姉さんに夢中

第6章 事件!

貴斗は自分の事で精一杯だった。

ショッキングな光景を目撃したであろう真理亜が、どんな気持ちでいるのかなど到底思いをめぐらせる余裕はなかった・・・

ただただリビングをうろうろとしていた・・



真理亜は布団をかぶり、ベッドの中にいた。

まさかタカちゃんが・・
タカちゃんがしてたなんて・・

していたであろう行為を想像してしまう。

想像しては、頭からかき消すように首を振る。

身体中が熱い・・

健康な男の子なのだから・・・
そうも考えるが、あまりにも突然に出くわしたショックが強すぎて涙が溢れてくる。

こんな時どうしたらいいの?

バカ!貴斗のバカ!

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