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姉さんに夢中

第7章 約束

すごく後悔した。

最悪だ。

ベッドに突っ伏したままへこんだ。
この世の終わりを迎えたようだった。

そのまま自己嫌悪で、茫然としていた。
永遠とも思われる最悪の時間だけが過ぎた・・・



どのくらい経った頃だろう・・

ボウッと天井を眺めていると部屋のドアが突然開いた。

驚いて顔をあげると姉さんが立っていた。
思い詰めた顔をして、姉さんが立っていた。

「・・タカちゃん・・本当・・なの?」

「えっ?」

「私達・・姉弟だよ・・それでも?」

「うん。本気だよ。」

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