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「君は失恋をして、綺麗になった」

第1章 「幸あれ」




〝湊〟…
初めて名前呼んでくれたね。


今までは照れてばっかで
苗字か〝お前〟しか
呼ばなかったくせに。







『翔太……っ』




あなたが振ったというのに


ほんと…


最後まで優しすぎなんだよ、バカ。












『ん……おいしい』




このおいしさが。

このトリュフの甘さが。



あなたにとっての私の価値。





それが分かっただけで

もう…十分だよ。

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