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BL~中編・長編集2~

第3章 ~初恋は実らない~

「・・・っぅ゛・・ぁ゛・・・・」

今日、俺は・・・

「ぃ・・った・・・・」

「っ・・・」

ずっと好きだった奴と・・・・

「はぁっ・・・ぁ゛ッ・・・」

身体を繋げた。

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そもそも、ことの始まりは二週間前。

「おはよー、朔夜!!」

「っ・・・」

いつものように寝ている俺の上に乗っかってきた男。

「敦志・・・人の上に乗っかるな。 それに、実の兄を呼び捨てにするなと、いつも言ってるだろ。」

「ええー。 別にいいじゃんかー。」

高一にもなって、小学生のように口を尖らせる敦志を押しのけ、ゆっくりと起き上った。

「早く学校行こうぜ。 久しぶりに手合わせしてくれるんだろ?」

「・・・わかったから、着替えの邪魔するなよ。」

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