とあるホストの裏事情・完
第14章 若者小悪魔はるかクン。
研斗side
「すみません、ホントに…」
「いいってば。 まぁでもそういうのは好きって言ってくれる人の方がいいよ」
将悟が少し笑いながら言った。
そういうのって、なんだろ…
「じゃあ、帰りまーす」
「ごめんなさい…」
ペコリと頭を下げたあと、後ろに引っ張られるところが扉越しに見えた。
「なぁ、付き合ってんのかな、遥と氷悠さん」
「いや、付き合ってないっしょ。 付き合ってたら俺にあんなこ… と…」
「あんな…こと?って、どんなこと…?」
将悟の顔が少し引きつった。
なんか…あるよな。絶対。
「なに?」
「いやー… 怒るな… よ?」
「その話による。」
「うーん…」
「早く言えよ」
自分でも分かるぐらいの威圧感で、将悟を脅す。
俺… 強くなったよな、うん。
遥の家の影のところで、珍しく俺から壁ドンした。
「えーっと…… キ…」
「うん」
「キス… してって、言わ… れました。」
将悟が俺の一瞬の表情の変化を察して、敬語になった。
「キスしたの?」
「あっ、とー… 触れるだ… けの…」
「したんだな?」
「…しました。」
はぁ… と俺がため息をついて将悟から離れる。
「いや、だってさ、キスしなかったら研斗が危ねぇんじゃねーかと思ってな? 仕方なくしたんだよ」
「ふーん…」
言い訳言いやがって…
「ごめん、マジで。ホント反省してます…」
「すみません、ホントに…」
「いいってば。 まぁでもそういうのは好きって言ってくれる人の方がいいよ」
将悟が少し笑いながら言った。
そういうのって、なんだろ…
「じゃあ、帰りまーす」
「ごめんなさい…」
ペコリと頭を下げたあと、後ろに引っ張られるところが扉越しに見えた。
「なぁ、付き合ってんのかな、遥と氷悠さん」
「いや、付き合ってないっしょ。 付き合ってたら俺にあんなこ… と…」
「あんな…こと?って、どんなこと…?」
将悟の顔が少し引きつった。
なんか…あるよな。絶対。
「なに?」
「いやー… 怒るな… よ?」
「その話による。」
「うーん…」
「早く言えよ」
自分でも分かるぐらいの威圧感で、将悟を脅す。
俺… 強くなったよな、うん。
遥の家の影のところで、珍しく俺から壁ドンした。
「えーっと…… キ…」
「うん」
「キス… してって、言わ… れました。」
将悟が俺の一瞬の表情の変化を察して、敬語になった。
「キスしたの?」
「あっ、とー… 触れるだ… けの…」
「したんだな?」
「…しました。」
はぁ… と俺がため息をついて将悟から離れる。
「いや、だってさ、キスしなかったら研斗が危ねぇんじゃねーかと思ってな? 仕方なくしたんだよ」
「ふーん…」
言い訳言いやがって…
「ごめん、マジで。ホント反省してます…」