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とあるホストの裏事情・完

第6章 強敵はいつも突然に。

「っいや! そんな深い意味はないキスで! 
酔った時とかにふざけてやっちゃったーみたいなことなんで!
はい、気にしないでおいてくれれば...」


「うーん、将悟イケメンだもんなー」



お? 引かない...のか


あっ、まぁここホモばっかりだし別におかしくないもんな。

よかったよかった。








「今日さ、将悟の家...行くの?」


誠也さんが少し期待をこめた目で聞いてきた。

実を言うと、これから様子を見に行こうと思ってた。

今日休みなのは、俺も全然聞いてなかったし。



「あー..はい。行きますよ?」

「おっ、マジ?じゃ俺も先輩として行ってもいいかなっ」

誠也さんの目は、キラキラと輝いていた。

可愛い後輩に久しぶりに会いたいのか?

もしかして将悟は誠也さんのお気に入り?

ここまで来ると断れるはずもなく、俺は誠也さんと一緒に将悟の家に行くことにした。

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